胃カメラと聞くと吐き気や嘔吐で苦い経験をお持ちの方も多いかと思います。
しかし、経鼻内視鏡では鼻から挿入するため、吐き気や嘔吐などの不快感はほとんどありません。
検査中も会話が可能ですので、何なりと遠慮なくお話しください。
経口内視鏡に比べて、経鼻内視鏡は苦痛が少なく、経口内視鏡を受けてもう二度と受けたくないと考えておられた方も経鼻内視鏡ならまた受けてもいいと考える方も多いようです。
ただし、患者様の鼻腔の状態によっては、鼻からの挿入が難しい場合もあります。
逆流性食道炎、食道ポリープ、食道裂孔ヘルニア、食道がん、胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、十二指腸潰瘍、胃がんなどがあります。
逆流性食道炎とは、胃酸が逆流して食道に炎症を起こす病気です。
一般的な症状が、胸やけですが、時に胸痛、慢性的な咳や喘息様症状、長引く咽喉の違和感、耳鳴りなどの多彩な症状があります。
経鼻内視鏡では、鼻腔や咽頭も詳しく観察することができます。
胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんにピロリ菌が関与していることが知られています。
慢性胃炎についても内視鏡検査後のピロリ菌除菌治療(保険適用)が認められましたのでご相談ください。
除菌後判定は、4週後以降の尿素呼気試験法にて行います。
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夕食は軽めに摂り、夜9時以降の飲食(水を除く)は避け、早めの就寝を心掛けましょう。 |
飲食(水を除く)、喫煙、薬の摂取は避けてください。 |
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検査室に移動後、胃の中をきれいにするため、白い液体の薬(消泡剤)を飲みます。 |
医師がモニターに映る胃の中をすみずみまで観察します。 |
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